アマチュア無線とは

アマチュア業務として、電波法にはこのように記述されています。

「金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的な無線技術の興味によって行う自己訓練、通信及び技術的研究の業務をいう。」(電波法施行規則第3条第1項第15号)

 

いきなり難しい法令を書いてしまいましたが、簡単に言うと、アマチュア無線に許可された電波を使って無線通信や電子実験を行う趣味のことです。

 

 

アマチュア無線の楽しみ方

・アマチュア無線の楽しみ方は人それぞれで、幅が広く、奥深いものです。

・現在、当クラブではマイクを使った音声で海外/国内との交信、CW交信、パソコンと無線機を接続した遠距離データ通信の実験を行っています。運用周波数は、短波(HF)~超短波(VHF)、極超短波(UHF)と幅広い活動をしています。

・通信訓練を兼ねて、定期的に競技会(コンテスト)、通信実験にも参加しています。

 

・アマチュア無線用衛星通信のための設備も整いました。

 

CW交信

・アマチュア無線の交信には、いろいろな形態があります。

 音声で交信するだけでなく、モールス符号で交信するモード、パソコンと無線機を接続する

 デジタル交信モードなどです。

・その中で、モールス符号で交信することを「CW交信」と呼びます。

 モールス符号(他のサイトで説明がありますのでリンクさせてもらっています。)

・CW交信はちょっとしたハードルがありますが、最初に覚える必要があるのは、A~Zの

 アルファベット26文字と、数字10文字と、?などの記号が数文字です。

 

Q符号

・アマチュア無線では、交信の中でQ符号と呼ばれる ”記号” を頻繁に使用します。

 Q符号とは、国際的に意味が定義されているもので、例えば、「QTH=住所」「QRA=名前」

 「QSL=了解-交信証明」「QRM=混信」「QRZ?=こちらをお呼びですか?」などがあります。

 無線通信で使用する独特なものですが、普段の交信で使用するQ符号は十数種類なので、自然と

 覚えてしまいます。

 Q符号(他のサイトで説明がありますのでリンクさせてもらっています。)

 

自作・電子実験の楽しみ

・アマチュア無線では、電子工作やアンテナ工作を楽しまれる方も多いです。

 

・自作をゼロから始める必要はありません。電子工作ではLEDを点灯させたり、AM/FMラジオなど作ったあとでも楽しめる各種キットなどもあります。

・有名なところでは、Amazonやaitendo、マルツパーツ、秋月電子通商、千石電商さんなどで取り扱っています。簡単なモノから始めてみてはどうでしょうか?

・最近は、個人の趣味の延長で、無線機の周辺機器やアンテナなどの組み立てキットを安価に販売(頒布)されてるかたも多く、市販品には無い機能を手軽に手に入れることができます。

・自分で作ったり、組み立てた物を使うのは楽しいものです。無線機自体はもちろん、周辺機器やアンテナなどで実際に他のアマチュア無線家の方と交信したり、電波の飛び具合を調べたりすると、楽しみが広がります。

・当クラブでは、各種自作を楽しんでいるグラブ員も居ますので、気軽に声を掛けてください。簡単な自作講習会なども開催したいと考えています。

 

 JARLホームページのデータライブラリー へのリンク

 

 (電子部品・キット)

  秋月電子 へのリンク

  千石電商 へのリンク

  マルツパーツ(秋葉原) へのリンク

  aitendo へのリンク  

 

 

【ご注意ください

 

 アマチュア無線は 「 仕事の連絡 や 無免許 で使うことは出来ません」

※無免許での無線局開設や利用は、総務省の専門部門により非常に厳しい取り締まりが行われています

実際の検挙・行政処分の報道をご覧ください

 

アマチュア無線を楽しむためには、資格や免許が必要です。※イベント等で資格が不要なアマチュア無線体験局の運用も行われています。

 

当クラブでは、アマチュア無線の資格取得アドバイスも行います。クラブ員にご相談ください。